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あとがき

野菜の気持ちの次は臓器の気持ちを考えてみました(次は何でしょう?)。 この春まではそんなこと考えたことなかったんですけどね。
内臓の働きやその他、自分の持ってる知識に自信がない部分は、図書館で本を借りてきて調べました。たったこれだけのものを書くのに何冊も借りてきて。 所詮付け焼き刃なのできちんと理解できずにおかしいところがあるかもしれません。もし、「これはアカンやろ」というような間違いを見つけた専門家がいらっしゃいましたら、お願いですから指摘してやって下さい。
もっとみっちり勉強してから書いたほうが良かったかなぁ。
量も思っていたよりも少なくなりましたし。

まあ、それでも私が云いたいことは解かっていただけるだろうと思います。 うだうだ云わなくても、一文ですんじゃう。
「身体を大事にしよう」とか、「バランスの取れた食事をしよう」とか。でもねぇ、それじゃ面白くないじゃないですか。
理屈で解かっててもきちんとした食事、規則正しい生活ができないのが現代人なのですよね。
なにしろ飽食の時代でしょ。夜型生活でしょ。細けりゃいいっていう風潮でしょ。私は太いけど(泣笑)。
こんなエッセイ書いてみても、いきなり理想的な食生活を送ったりできないし。

話は変わりますが「どうして怖いタイトルをつけるのですか」というご質問がありましたので、ここでお答えいたします(『冷凍コロッケの殺意』が怖いと云われてしまった・・・・・・)。
正直に云うとわかりません。ただ、ひねくれものなので、期待を裏切りたいというところがあるのかもしれません。
それに、例えば「冷凍コロッケになる時」を「風呂と私」にするよりは、読んでみようという気にならないですかね。
本のタイトルはいつも悩むんですよ。大事ですから。私自身タイトルにひかれて本を買うことが結構あります。
タイトルに惚れて衝動買いしてハズした時は、悔しいと云うより「うわぁ、やられた!」と思いますね。まあ何千円もするハードカバーだったりすると、そうもいきませんが・・・・・・ ハードカバーは吟味してから買いますから、まあハズしませんし。ただ、恐ろしいタイトルをつけても桐島は血みどろの凍りつくようなものは書きませんので (ホラーとかスプラッタは読むのも苦手だ・・・・・・)ご安心下さい。

 閑話休題。

あなたがドナーカードを持っているか否か、臓器提供の意志があるかどうかはともかく、生きている間はあなたの臓物はあなただけのものです。 当たり前だけど税金もかからないし。
そんな臓物――内臓を、ただの部品として扱うのか、生まれたときから片時も離れず一緒に生きてくれているパートナーとして扱うのか。

それは、皆様のお好きなように。


     1999年6月  桐島烏有

主要参考文献
『からだのしくみ・はたらきがわかる事典』監修 森亨 西東社
『楽しくわかる雑学知識 血液』著者 鶴岡延憙 三心堂出版社
『からだのしくみとメカニズム』著者 下重勝雄 日本文芸社



臓物残酷物語 発行1999/7/1(1刷)  2000/1/17(2刷)
電脳版改稿 2001/8/23